先日のマツコ・デラックスのテレビ番組でアクアリウムが取り上げられてから、アクアリウムの世界、なかでも水草水槽がにわかに注目されていますね!!
同じく熱帯魚を育てるアクアリストとして、とても嬉しい話題!
水草の間を泳ぐ熱帯魚や、ウィローモスをツマツマしているエビたちを見ているだけで、疲れた心も癒されます。
犬や猫の買えないマンションやアパートでも、熱帯魚はOKのところって多いです。吠えないから笑
僕は90センチスリムの水槽でアクアリウムを楽しんでいて、現在の水槽はこんな感じにレイアウトしています。
熱帯魚いないじゃん!って思われるかもしれないですが、現在飼っているのはコリドラスとオトシンクルス、エビの3種類。
比較的隠れ家も多いので、コリドラスは流木の裏に隠れたまま・・・
まるでなにも魚がいないかのようです笑
さて、そんな静かな水草水槽で、最近メキメキと頭角を現してきたのが・・・
ヒゲ状ゴケ。
もうホントいらないから!!
今回はこのヒゲ状ゴケをどう撲滅するか、コケの対処方法についてです。
ヒゲ状ゴケってどんな苔?
ヒゲ状ゴケというのは、コレ。
流木に生えたり、
アヌビアス・ナナに生えたり、
石に生えたりします。
もっと言えば、ガラスにも生えるしパイプなどにも生えます・・・
強い水流が当たるところにも生えるようで、水流に耐えながら踏ん張っている姿はちょっと感動すら覚えません。
苔の除去方法
さて、生えてしまった苔は仕方ありません、手で取ってしまうのが一番早いです。
手で取る場合
ヒゲ状ゴケをつまんで引っ張れば取れそうなのですが、これが意外と取れない!!
根本がしっかりとくっついている上に、苔部分はプチプチと切れてしまうのです。
特段ネバネバとかベトベトするものでもないので触るのは苦じゃないのですが、これはなかなか手ごわい・・・・
石に付いているのは、いったん水槽から取り出してタワシなどでゴシゴシやればある程度取れそうです。
流木についているのは、地道に取っていくしかなさそうです。ピンセットで根本をつまめば取れるかな?
水草に生えてしまったものは、葉っぱごと除去してしまいます。
薬剤で枯らす
なんと、流木や石についた苔を枯らす薬剤があるそうです。
ADAから発売されている「フィトンギット」などを使って苔を枯らすと、エビが食べて処理してくれるらしいです。
酢酸液で枯らす
フィトンギットは高い!
ということで、希釈した酢酸酢で枯らす方法もあります。
実践レポートはこちら
魚に頼る
実はこのヒゲ状ゴケを食べてくれる有難い生物がいます。
それが、サイアミーズフライングフォックスという熱帯魚。
熱帯魚というにはかなり地味な魚ですが、こいつがヒゲ状ゴケを食べてくれるのです。
ただ、他にエサがある場合はヒゲ状ゴケよりもエサに食いつきます!
さらに、僕の水槽では弱っていたチェリーシュリンプに襲いかかりました(´;ω;`)
また、ウィローモスなんかも根こそぎ食べようとするので、なかなか難しいんですよね。
なので、僕はサイアミーズフライングフォックスが大嫌いです!笑
発生原因
ヒゲ状ゴケは、水槽を立ち上げてからしばらくすると発生します。
水質も落ち着いたころに発生するのでなかなか原因もわからないのですが、どうやら魚にエサを与え過ぎると発生しやすくなるようです。
見つけ次第、取ってしまうようにしましょう。
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