順調にベタの飼育を楽しんでいます。
うちでは30センチキューブ水槽に水を半分ほど入れて水温維持、その中にガラス瓶を入れて1匹ずつ飼育しています。
対角線上に仕切りを入れて、4部屋に分ける感じです。アパートみたい笑
さて、そんなある日、ベタの撮影をしようとライトをつけると、ゾッとする光景が・・・
なんかガラス瓶の内側に白い小さな虫みたいのがびっしり!!
いや、中だけじゃなく水槽のガラス面にもびっしりと・・・
「なんだこれキモチワルイ!!」
と思うと同時に、
「これ稚魚が生まれたら餌にできるかも・・・」
とか、
「よし、ブログのネタが一つ増えた、やったね!」
なんてことは思ってません!
というわけで、この0.5mm程度の微生物がなんなのか、調べてみました。
写真で見る白い微生物
まずこの微生物を写真で見ていきましょう。
マクロレンズ大活躍!
大きさはこの通り、太さ0.1mm、長さ0.5mm程度でしょうか?
定規は水槽のガラス面に密着させているので、水槽のガラス5mmを挟んでの採寸です。
もうちょっと拡大。
シャッタースピードが遅くて細長く写っている、というわけではありません。
このときのシャッタースピードは1/60秒でした。
もうちょっと広範囲に生息している場所だと・・・
キモイキモイ!
夏場に一度、コバエ大発生を経験したことがあり、そのときの光景がフラッシュバックします・・・
で、こいつら何なのさ!!
発生原因は?
まずどうやって発生したのか?
ベタ用の水槽に入れてある水は水温管理のためだけなので、カルキ抜きもしていない水道水です。
底床は入れておらず、ベアタンクのような状態。
対してベタを入れている小瓶には、小さな流木を入れてあります。
これが、キャンドゥで買ったミニ流木。
1年ほど前に一度メイン水槽に沈めたのですが、すぐに撤去し、乾燥させて保管していました。
それを今回ベタの小瓶に入れたわけですが・・・
おそらく発生源はこの流木?
確かによく見ると小瓶の中のほうが大量に沸いてるような気もします。
水槽内に発生する主な微生物
熱帯魚を飼育していれば必ず水槽内に微生物は生息します。
目に見えないサイズのものから、目に見えるサイズのものまで。
淡水魚の水槽内に発生する微生物はどんなものがいるのでしょう?
ヒドラ
これは水槽内に発生してほしくないやつ。
水槽のガラス面やスポンジなどに張り付いて、イソギンチャクのように触手を伸ばして揺らめいています。
この触手に毒があるので、厄介者扱いされています。
ゴールデンハニードワーフグラミーが食べてくれるとの噂。
プラナリア
うちでは発生したことがないので写真はありませんが、ナメクジのような色と見た目の生き物です。
特長はなんといっても、脅威の再生能力!
体を真っ二つに切っても頭部からは腹部が、腹部からは頭部が再生します。
一般家庭でそんな実験する人はあまりいないと思いますが、プラナリアの発生はヒドラ同様あまり喜ばれません。
ミズミミズ
たまーに水槽内で見かける、糸くずのような白い生き物。
長さは10mmくらい?
水槽のガラス面をよじよじと移動して、たまに水中に飛び立ちます。
微生物のなかでは結構目立つサイズなのに、熱帯魚はあまりコレを捕食しないんですよね。
美味しくないのかな?
ケンミジンコ
中央の白い楕円形のやつです。
拡大!
で、別の写真。
よくこんなの撮影してたなぁ・・・マニアック過ぎる。
専門家ではないのでほんとうにケンミジンコかどうか自信ないですが、水槽内でぴょんぴょんと瞬間移動しているやつらはコレです。
ゾウリムシ
むかし小学校で習った微生物、ゾウリムシ。
形は円筒形で細長い、と今回の白い微生物の似ています。
ゾウリムシの大きさは90~150µmと言われており、1000μm=1mm。
なので今回の白い微生物、もしかしたらゾウリムシかも!
見た目は悪いが害は無し?
というわけで「おそらくゾウリムシかなぁ」という結論に至りました。
(ゾウリムシにしては大きすぎるかもしれない・・・)
ゾウリムシであれば魚に害は無さそうだし、いわゆるインフゾリアと呼ばれるものなので稚魚の餌にもなります。
まぁしかし見た目が悪い!!
そして水に触るのが嫌過ぎる!!
PSBもあるからわざわざ維持する必要もないのだけど、どうしたものかな。
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