現在2ペアの繁殖を平行しています。
ベタトラディショナル同士のペアと、ベタトラディショナル×ベタダブルテールのペア。
それまではホットカーペットの上にプラケースをのせて水温管理という大雑把な飼育だったのですが、いい加減寒くなってきたので・・・
水槽内水槽による水温管理を始めました。
これで水温も一定に保てて飼育も順調、繁殖も期待を持てる・・・
とは行かず、悲しい出来事が起きていました。
瓶底に白いものが・・・
朝起きて水槽内の産卵ケースをチェックしました。
この時はまだ各ペアお見合い中で、産卵ケースにはオス、そのなかに小瓶でメスを入れていました。
ダブルテールのメスの入った小瓶を確認して驚きました。
な、なんか白いつぶつぶがたくさん!
最初は何かの虫が湧いたのかと思ってビックリしたのですが、よく見るとそう、ベタの卵です。
メスベタのお腹の中で成熟してしまった卵が、これ以上待てないということで排卵されたもの。
確かにお腹は大きかった気がするけど・・・まさかこんな結果になるなんて。
せっかくなので採卵し観察
排卵された卵はそのままカビていくだけ。
せっかくなのでスポイトで採取し、観察してみることに。
産卵から最長でも8時間ほど経っていると思います。透明度のない白。
卵は透明の膜で覆われていて、そのせいで写真のように卵同士がくっつかないようになっています。
卵の大きさは1mmもないですね・・・赤いのはフンです笑
オスはメスと抱擁したときにしか放精しないようなので、このようにメス単独で卵を産んでしまった場合はどうしようもありません。
心のなかで謝りつつ、廃棄。
そして、この翌日、もう片方のペアが産卵しました。
こちらはオスがしっかりと子守しています。無事に育ちますように。
それとは別の物語
先にお話したダブルテールのメス。
その後べつにお迎えしたダブルテールのオスとの間に子供が生まれました。
無事に育ったのはオス1匹とメス1匹。
稚魚時代は同じ水槽で育てていたのですが、そろそろ成熟してきたので別々の水槽に移そうと準備をしていたのですが・・・
なんとこの若いメスも、オスのいないところで産卵してしまいました。
引越し先の水槽を立ち上げている最中のことでした。
動画に撮影しているので、メス単独でどのように産卵するのか興味がある方はどうぞ。
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