我が家の水槽には巻貝がいません。
というのも水草がアマゾンソードしか無かったし、導入から年月が経っても巻貝が発生しなかったので、完全に巻貝のいない環境を保っていました。
ただそれも、ちょっと前までの話。
実はこの度、巻貝を導入!
しかも卵を産んだ!!
今回は、水槽の厄介者と言われる巻貝(スネール)について。
巻貝発生したらどうする?
よく見た目の悪さから「厄介者」とか言われる巻貝。スネールとも呼ばれています。
水槽のガラス面を、口をパクパクしながら滑るように移動します。
このパクパクしてるのはガラス面のコケを食べており、水槽のコケ対策生体としても知られています。餌の食べ残しなんかも食べてくれて水槽内を綺麗にしてくれます。
厄介者と呼ばれたり、コケ対策に重宝されたり、飼育者によって運命が左右される可哀想な生体です。
巻貝はどこから水槽に入る?
入れた覚えがないのにいつの間にかガラス面に小さい巻貝が・・・って経験、ありますよね。
もちろん空から飛んできて水槽に入るわけではなく、主な侵入経路は「水草」「石」です。
購入してきた水草の葉の裏や、茎の隙間なんかに卵が混入していて、それがうまく孵化してしまうと晴れて水槽内に巻貝導入完了です。
完全に巻貝のいない水草を購入できれば良いのですが、なかなか難しいですよね。
僕も今回は個人売買で水草を購入し、そのなかに巻貝がいました。
巻貝の卵ってどんなの?
これが巻貝の卵です。
ガラス面や、水草の葉に産み付けられたりします。
写真の卵は11個パックです笑
一つ一つの卵の中に小さい粒が見えます。なんか神秘的ですね。
実際の卵の大きさはこのくらい。
数ミリ程度の半透明なものがあったら要チェックです。
増える巻貝・増えない巻貝
実は水槽内で増える巻貝と増えない巻貝がいます。
一般的に増える巻貝として知られているのは、
- モノアラガイ
- ヒラマキガイ
- サカマキガイ
- レッドラムズホーン
と呼ばれる種類です。1つの個体にオスとメスの生殖器官を両方持っているため、オスメス関係なく2匹いれば繁殖します。
逆に水槽内で増えない巻貝というと、
- イシマキガイ
- フネアマガイ
など、熱帯魚屋さんでコケ取り生体として販売されている種類。
水槽内で増えないし水草の食害などもないのでコケ取り生体として重宝しますが、ガラス面や石の表面などに白くて固い卵を産んでしまいます・・・孵化はしないのですが。
個人的にはスネールよりもこの白い卵のほうが美観を損ねると思っています。
巻貝を水槽に侵入させないためには?
今回は発見した巻貝を意図的に繁殖させているのですが(エビちゃん水槽のコケ取り用)、やっぱり水槽内に入れたくない!という人も多いかと思います。
僕もベタ水槽には混入させたくなかったので、以下のような混入対策を行いました。
水草をいきなり水槽に導入しない
購入してきた水草をいきなりメインの水槽に入れる前に、巻貝の卵が付いていないかチェックしましょう。
と言っても葉の多い水草を一本ずつチェックするなんて気が遠くなりそう・・・
卵は透明だし、正直すべての卵を発見するのは無理な気がします。
水草オンリー水槽で様子を見る
透明な卵が見つけづらいのであれば、多少成長させて発見しやすくすれば駆除もしやすくなるのでは?
巻貝は2~3ヶ月で成貝になるそうなので、成貝になる前の1~2mm程度の稚貝の状態であれば、色もついて発見しやすいし繁殖もしないので駆除しやすいかと思います。
本水槽に水草をいきなり導入する前に、水草だけの水槽や容器で様子をみて、手作業で駆除していきます。
これはリシアなのですが、最初は右の容器で1~2週間ほど保存しました。
1mm程度の茶色い巻貝がでてきたので、目視で駆除して、左の新しい容器に移動。
空いた右の容器にはまだ透明な稚貝が10匹位入っていました。
茶色の稚貝であれば、比較的発見は良いです。
白いトレイにリシアを広げればすぐに見つかります。
買ってきた水草はすぐに導入したくなりますが、巻貝を入れたくない人はグッと堪えて事前に駆除したほうが良いでしょう。
大変だとは思いますが・・・
イシマキガイより巻貝!
過去に「イシマキガイのコケ取り能力はスゴイ!」というのを聞いて飼っていたのですが、キレイ目の石に白い卵を産み落とされてから、イシマキガイは卒業しました。
紅木化石の溝に産み付けられて、全然取れないんですよね・・・(´・ω・`)
いま巻貝を入れているのはミナミヌマエビ繁殖水槽は100均のプラケースなので、巻貝ちゃん5匹でコケ取りをすごい頑張ってくれています。
1匹だけ赤い個体がいるんですよね~。レッドラムズホーンと普通の巻貝って交配するのかな?レッドラムズってヒラマキガイですよね?
気づかないうちに本水槽にも巻貝が侵入しているかもしれないですが(水草入れちゃった)、巻貝のいる水槽も良いかなと思います。
そんなこんなで、巻貝が卵を産んだのでいろいろと書いてみました。
巻貝について書いているとエグザイルのMAKIDAIさんが頭から離れなくなりますよね。
お時間ある方はYouTubeにも動画をアップしましたので見ていって下さいねー!
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